第7弾で登場したトルネコの必殺技「分裂のツボ」に注目してデッキを作ってみました。
「たたかいのドラム」を1ターンに2回叩いたら強いでしょということで本編どうぞ。
注目したカード「分裂のツボ」
今回は第7弾で収録されたトルネコの新たな必殺技「分裂のツボ」に注目しました。
直前に使用したカードをコピーして7コストマイナスするという 割と面白いコスト踏み倒しカードです。
実際に踏み倒しているのは1コスト分なのですが 1ターンに合計14コスト分使うこともできますし、コピーしたカードを手元に残しておくことも可能です。
組み合わせの幅でいうなら第7弾の必殺技随一だと思います。
色々候補はありますが「たたかいのドラム」とあわせて1ターンに+8か+10ぐらいのバフを味方全体にかけたらびっくりするだろうなと思って形にしてみました。
実際瞬間火力は爆発的で、3体場に残っていれば27点でますし、それ以上残っていれば仁王立ちやウォールを突破して勝つことだって簡単です。
デッキレシピ(GP:最新弾7)
「たたかいのドラム」が十分に効果を発揮できるように、横展開できるユニットがかなり多いです。
スキルブーストがデッキの軸にあるのでエイトを採用しています。
が、今のカードプールであれば英雄アンルシアに冒険者を入れて、シンクロカードを増やした方が場持ちもしつつ3、4回分のスキルブーストを難なく貯められるような気がしなくもありません。
注目株は「マドルーパー」です。
序盤から終盤まで存在感を放ち続けます。
放っておくとどんどん強化されてしまい手がつけられなくなるのを嫌ってか、相手は多少の不利トレードでも優先して倒しにきます。
「痛みわけの杖」のダメージが無効なのも美味しいポイントです。
ただし、封印やバウンスは普通に通るのでアリーナや反英雄ゾーマのレベル2は要警戒ですね。
立ち回りとマリガン
マリガンは先攻であれば「かれくさネズミ」後攻なら「つちわらし」をキープするとテンションや英雄を回すロスを埋めやすいです。
他はピサロであれば「アロードッグ」ゼシカ相手に「マドルーパー」の選択もありですね。
アグロが恐ければ「シーゴーレム」他にキープしたいカードがないならおうえんカードがマリガンの相場でしょうか。
戦い方は他のトルネコと変わらず盤面を維持し続けるスタイルが無難です。
なのでテンションスキルを必死になって回す必要はありません。10ターン目に3回か4回まわせていれば十分です。
むしろ テンションスキルにお熱になって肝心な時にバフするユニットがいない では目も当てられませんよ。
実戦の感想とあとがき
まずはやりたかったことができた場面をご紹介。
こちらのターン終了時のスクショ。
相手はエビルプリーストを出して究極生物に変身しています。既婚者です。
テンション最大、手札にはドラムとツボがあるのでユニットが3体残ってターンが帰ってきてほしいところ。
相手はテンションスキル「はげしい炎」と「帝王の一閃」(全体4ダメ)を使い、最後に「シーゴーレム」をだしてターンエンド。
完璧な形でターンが帰ってきました。やったぜ。
「たたかいのドラム」「分裂のツボ」 コピーした0コストの「たたかいのドラム」の順に手札を使ってプリズニャン4体を9/1に育成。
さすがに相手もここまで強化されるとは思わなかったでしょう。
1体をシーゴーレムにぶつけて残り3体でとどめです。
気持ちいい!
まあねえ、GP(プラチナ5〜3)で20戦ぐらいしたと思うんですけど「分裂のツボ」を使ってのリーサルはこの1回しか成功しなかったんですよね。
じゃあこのデッキ弱いのかって言うとそうじゃなくて、思ったより強かったんですよ。
ツボを使う前に「たたかいのドラム」で勝ちって場面が多くて困りました(笑)
ネタのつもりで作ったのに……。
ユニットを残す必要がある=盤面を取り続けるわけで、当然余った打点は相手のフェイスに飛びます。
するとドラムを叩くころに相手のHPがまるまる残ってることなんてほとんどないんですよね。
さすがにGPで舐めプやオーバーキルをしていると誰かに怒られてしまいそうなので、全力を尽くしましたが、心の中では勝つよりもうまく誘導できないかなと思っていたことは秘密です。
さてデッキの総評としては
ネタの成功率は低く(理由は強すぎる)調整か誘導が必要で
ガチデッキとしてのポテンシャルは未知数ということになります。
何枚かいじれば本当に強いデッキになるんじゃないかなと最高ランクダイヤごときが申しておる次第です。